2大マジシャンが対決!『プレステージ(The Prestige)』!
映画館で『プレステージ(The Prestige)』を観ました!
一時期、セロにハマったりと意外とマジック好きな私(^^)。
(セロに関する記事はコチラ→マジック革命 セロ!(ネタバレあり))
この映画の2人の天才マジシャンの壮絶な対決というテーマに惹かれ観てみることに。
映画を観にいく場合、予備知識をたっぷり仕入れていくことが多いのですが・・・
この映画に関しては、映画自体がトリックということで予備知識がほとんどない状態で鑑賞しました。
原作は、ミステリチャンネルが選ぶ「闘うベストテン2004」海外編第1位、2005年宝島社「このミステリーがすごい!」海外編10位に選ばれたクリストファー・プリーストの「奇術師」。
ストーリーは・・・
19世紀末のロンドン。
若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの奇術師ミルトンの元で修行をしていた。
ある日、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡。事故の原因はボーデンの結んだロープが外れなかったことだった・・・
これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血で血を洗う、壮絶なトリックバトルを繰り広げる・・・
というもの。
(上映時間:130分)
冒頭で
「この映画の結末は決して誰にも言わないでください」
という監督からのメッセージが流れ、観る前からエンディングに対する期待が高まります!
そして最後まで観た感想ですが・・・
なるほどね~(@0@)!
という感じ。
ラストに待ち受ける衝撃の真実!
という宣伝文句ほどの衝撃度はなかったものの、よく考えたなあ~という印象は受けました。
衝撃度が低かったのは、途中からうっすらトリックがわかりかけてきたらかも。
勘が鋭い人は、途中でオチがわかってしまうかもしれません。
私は勘が鋭くない方なので(^^;)、はっきりとしたオチがわからず楽しめましたが、
やっぱりそんなオチか・・・
って思った人もいるかも。
現に、ネットでの評判は「面白かった!」という人と「ガッカリした!」という人が半々なような・・・
でも、私は映画にちりばめられた様々なトリックを楽しむことができたし、もう一度観てみたいなって思いました。
なぜなら・・・
物語が過去と現在と交互にストーリーが進んでいくので、途中、
「あれれ?これって現在の話だっけ?」
ってわからなくなってしまったところがあったから。
最後まで観ればなんとか全体像がわかるのですが、冒頭ちょっと混乱したところがありました。
あと、結構トリッキーな作りになっていて、ふと注意をそらしたスキにわからなくなってしまったところがあったので。
でも、それもそのはず。この映画の監督はあの『メメント』を撮ったクリストファー・ノーラン!
『メメント』を観たとき、時間をさかのぼっていく斬新なストーリー展開に
すごい(@0@)!
と感心したことをはっきりと覚えてます。
ただ、時間軸をバラした作りのため、注意深く鑑賞したにも関わらずやっぱりわからないところがありました。
そこで、DVDの映像特典「もうひとつのメメント」(時間軸に沿って再生)を観てみたら・・・
意外と普通?
なストーリーだったことに、またびっくり。
同じストーリーでも見せ方によって印象が全く違うんだな~って思いました。
さて、プレステージの見所のひとつとして・・・
出演者が豪華
なことがあげられます。
主人公の奇術師のひとりで、パフォーマンスの天才・アンジャーを演じるのは、『X-MEN』でウルバリンを演じたヒュー・ジャックマン!
もみあげがないので、一見して彼とはわかりませんでしたが(笑)、華麗なるマジシャンを熱演してました。
そしてもうひとりの天才奇術師、トリックの天才・ボーデンを演じるのは『バットマン・ビギンズ』でバットマンを演じたクリスチャン・ベール!
何気にアメコミ対決なキャスティングなんですね・・・
でも個人的に一番の見所(?)は、科学者ニコラ・テスラを演じた
デビッド・ボウイ様(^▽^)!
画面に登場したときは、おひげをつけていたりして一瞬ダレだかわかりませんでしたが(^^;)、ほんとお久しぶりでございます!という感じでした。
最近とんとお見かけしないと思ったら、役者活動をなさっていたのですね・・・
でも役柄にすごくハマってて、昔のことを知らない若い人が観たら普通の役者さんだと思ってしまいそうな感じでした。
←ちなみに昔のお姿!(Aladdin Sane/David Bowie )
他にもマイケル・ケインやスカーレット・ヨハンソンなどが出演しています。
ところで、最後まで観てオチがわかった後もなんかすっきりしない・・・という方のために、超ネタバレなサイトがあります。
MovieWalker ネタバレ徹底紹介 映画未見者はご注意!
ここを読むと、映画をみてもやもや~っとしていたことが解消されます。
映画には盛り込まれてないことも書いてあるので、映画を観た後に読むのがオススメですが・・・
映画を観る予定はないけど、とりあえずオチだけ知りたいという方にもいいかも。
ちなみにマジックの基本である3ステップ
「確認」・「展開」・「偉業」
最初に観客にタネも仕掛けもないことを「確認」させ・・・
その後、人や物が消えたりする「展開」があり・・・
最後に観客に予想を超えた驚きを提供する「偉業」で締めくくる。
映画のタイトルであるこの「プレステージ」とは、第3段階の「偉業」のことなのだそうです。
(「プレステージ」は、フランス語の「詐欺、惑わし、手品師の仕掛け」という意味からきているようです)
私的には好きな映画でした(^^)!
今日の一言「私はセロ派ですが・・・母はピーター・マービー派です(^^;)」
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