ジョニデが悪魔に!?スウィーニー・トッド!
映画館にて『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観ました!
ブロードウェイの人気ミュージカルが原作のこの映画。
先日発表されたゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞しています!
主演は「最もファンに優しいハリウッドスター」で3年連続1位に選ばれたジョニー・デップ!
(いつでもどこでも気前良くサインに応じてくれるんだとか!いい人だ~(^^))
この映画で、ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル/コメディ部門)を受賞しています。
監督は、独特な世界観を持つティム・バートン!
『シザーハンズ』『スリーピー・ホロウ』『ティム・バートンのコープスブライド』『チャーリーとチョコレート工場』などジョニー・デップを起用した作品を多く撮っている監督です。
ティム&ジョニーのコラボ作品は、どれも独特の色彩とストーリーが際立っており、私のお気に入りでもあります(^^)。
今回の映画の舞台は19世紀のロンドン。
無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた理髪師のベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)。
15年後、スウィーニー・トッドと名前を変え、フリート街に戻って来たバーカーは、理髪店を再開。
理髪店の1Fで店を営むミセス・ラペット(ヘレナ・ボナム=カーター)の協力を得て、自分を陥れた男への復讐を始める。
というストーリー。
冒頭から歌で始まるなど、映画の多くのセリフが歌で表現されているのですが・・・
ミュージカルにありがちな、
今まで普通にしゃべっていた人が、突然歌いだした!
というような違和感はほとんど感じませんでした。
ジョニーの歌って初めて聞きましたが、意外と上手くてびっくり!
しゃべるように歌っていたのも違和感を感じなかった理由のひとつかもしれません。
そして、ティム・バートン監督の奥さん(事実婚)でもある共演者のヘレナ・ボナム=カーターですが・・・
メイクのせいもあるでしょうが、彼女とジョニーがビジュアル的にも雰囲気的にも似ているのが面白かったです(^^)。
特に、中盤の妄想シーン(?)でのツーショットは必見!
まるで兄弟のようにそっくりな二人の姿がおかしくて、思わず笑ってしまいました。
(個人的には、この映画の中で一番好きなシーンです(^^))
この映画で笑えるシーンがあるとは思っていませんでした・・・・
というのも、この映画はグロいシーンがあるためR-15指定。
前半は、ネズミやゴキブリがウヨウヨ出てきたりとキモチ悪い場面がありながらも、グロ度はそれほど高くないのですが・・・
ストーリーが進むにつれ、
もうやめて~!!
っていうくらい、
血がドバーッ!なシーンがたくさん出てきます(-_-;)。
監督によると、噴出する血はスウィーニー・トッドの抑圧されてきた感情の爆発なんだとか。
血が鮮やかに映るように、セットや衣装の色を抑えたりと工夫をしたそうです。
それにしてもしつこいくらい「ドバーッ!」「ドサッ!」が繰り返されます。
(「ドサッ!」が何かは映画で確認してみてください・・・(^^;))
そして、死体の処理方法がまた・・・・・・
グロイ(-_-;)。
こんなことが本当にあったら恐ろしい・・・
ところで、この映画に出てくるイタリア人理髪師・ピレリ役の俳優さん。
どこかで見たことあるなぁ~
と思っていたら・・・
『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』
のボラット(サシャ・バロン・コーエン)でした。
(エンドロールを見て気づきました)
この映画では、例のヘンテコな水着は着ていませんが、うさんくささは一緒です(笑)。
ネタバレになるので言えませんが、クライマックスは、
「うわぁぁ~!!」
「ええっ!?」
な感じでした(^^;)。
そして最後、ちょっとホロっとしてしまいました・・・。
グロ度が高めながらも、ティム・バートン監督らしい、ダークでユーモラスな作品でした!
上映時間は117分。
今日の一言「この映画を観ると、床屋でヒゲそりが怖くなるかもしれません(-_-;)」
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